らんぽた run , pottering and so on

マラソンとロードバイク COLNAGO C64 でのお出かけ記録を中心に、趣味や旅行、食べ歩きなどを書いています。

中山道 自転車旅 4/6日目編 (福島宿〜大井宿)

中山道の旅も半分を超え、4日目編です。

この日は、木曽路を通り、恵那の大井宿までの旅です。

なんと、朝イチからトラブルが発生!!

この旅で一番楽しみにしていた、妻籠宿・馬籠宿には行けるのか?!

大井宿の五平餅は食べられるのか?!

 

さて、それでは4日目のスタートです。

まず、朝食は旅館の朝食です。

温かいご飯と味噌汁。とっても美味しいです。

朝から幸せな気持ちになります。

 

f:id:codyrun:20180718193928j:image

 

その後早速スタートです。

私の自転車の隣に、もう一台ロードバイクが並んでいます。

なんと、同じ旅の仲間か!?と思っていたら、旅館のお母さんが、日本縦断の旅をしているそうだと教えてくださりました。

さすがに、それは真似できない。尊敬です。

 

そして、輪行袋に入れた自転車をくみ上げ(宿では毎回輪行バッグにしまっています)、さて出発だと思った瞬間、重い!!

変速しようとしても、どうしても後ろのギアが一番小さいところ(トップギア?)で固定されてしまうのです。

何回触ってもだめです。

電池切れかと思いましたが、そんなはずはなく、充電したばっかりです。

まわりにロードバイクのショップが無いので、聞ける人もなく、このまま無理して進んでもよいのですが、馬籠峠の餌食になる、というより、それ以前の坂で尽きてしまうだろう・・・。

 

そこで、グーグルで近くのロードバイクショップを検索したら、塩尻にあるとのこと。

しかも、開店は8時!!

「助かった。」

お店に電話をかけ、事情を話すと、「いいですよ、すぐみます」と二つ返事を頂き早速、塩尻に向けて出発です。

しかし、漕いで行くには、目の前に昨日越えてきた鳥居峠が立ちはだかり、時間もないので、電車で行くことに。

 

塩尻の一つ隣駅、広岡駅にある「三沢自転車商会」さんに駆け込みました。

ちょっと見てもらったら、すぐに「直りましたよ!!」との返事。

在店時間5分ほど・・・。

私は、電動コンポ(アルテグラ8050)に慣れていなかったのですが、お店の人が言うには、リアディレイラーが衝撃を受けると、「保護モード」になるため、それを解除したら良いとのことです。

解除の方法はというと、ボタンを長押しするだけ・・・。

ショックです。

ネットで調べても同じ症状を見つけられなかったということは、知ってて当然のことだったということなのか・・・。

しかも、当然修理代をお支払い。(これは当然です。なんせ命の恩人です。)

往復1,680円かけてきているのにこのあっけなさ・・・。

愕然としつつも、帰りの電車がもうすぐ出発ということで、お礼を述べ、急いで出発です。

 

朝早くに対応してもらえたことと、この日の行程は70キロ程しかないので、カバーできそうです。(本当に助かりました。お店の方に感謝です。)

 

前日福島に着いた時には暗かったので、福島の関所から旅を再スタートです。

ここは、この旅でも見たかった場所の一つです。

関所に到着するなり、受付のお母さんが、解説もしてくださりました。

関所を通らなかったり、虚偽の申請をしたら打ち首とのこと。

それほど、関所は厳格なものなのだと知りました。

 

f:id:codyrun:20180510170942j:image

 

福島を出発し、目指すは本日の、この旅のメイン妻籠宿・馬籠宿です。

妻籠宿は、昔のまま残っている唯一(?)の宿場です。

昨日の奈良井宿よりもさらに趣があり、街道を旅してきて良かったと思える場所でした。

あまりに感動的でしたので、ここの郵便局で、記念の絵葉書を購入。

自宅に手紙を書きました。

 

f:id:codyrun:20180510171044j:image

 

日が傾き始めていましたが馬籠峠に突入。ここまでの峠を越えてきたので、特に、問題なく越えられます。

下りながら、ここが島崎藤村ゆかりの地だと初めて知りました。

夜明け前を読んでみたくなりました。

 

f:id:codyrun:20180510171109j:image

 

馬籠宿は、大火で石畳を除いて燃えてしまったそうですが、それでも、ここもまた趣があります。そして、この木曽路はどこも外国の方ばかりです。

こうして、日本人も感動する光景を、海外の人が見に来ているのだと思うと、嬉しくなりました。

 

f:id:codyrun:20180510171130j:image

 

さて、ここからが大変です。

大井宿(恵那)のあまから本店の五平餅を食べると決めていたからです。

その五平餅屋さんは、今NHKの朝ドラ「半分青い」でモデルになったお店とのこと。

トヨエツが「うんま!」と唸った五平餅を何としても食べたい。(見てない人には伝わりづらくてごめんなさい。)

お店の閉店時間は18:30。この時点で確か16:00。

ここからは下り基調というものの、ギリギリのタイミングです。

 

途中、美しい棚田に目もくれず、中津川宿もゆっくり見たかったのですが目もくれず、ひたすら五平餅をめがけて突き進みます。

その結果、何とかお店に着いたのは18:15!!

間に合ったと思ったのもつかの間、何か様子がおかしい・・・。

まさかの臨時休業です。

泣きそう。ここまでずっと五平餅を我慢してきたのに。

翌日の開店は10:00ということなので、諦めるしかありません。

 

f:id:codyrun:20180510171218j:image

 

そのまま、すっ飛ばしてきた大井宿を見物して、ホテルルートインへと向かいました。

今回2度目のルートインです。

大浴場が付いていること、街道沿いにあることが、嬉しいです。

 

晩御飯は、向かいのコープで調達。

岐阜らしい食べ物も、五平餅もありませんでしたが、仕方なしです。

 

f:id:codyrun:20180510171447j:image

 

気になるのは、翌日の天気。

何と雨予報なのです。

 

f:id:codyrun:20180510171520j:imagef:id:codyrun:20180510171537j:image

 

雨の中、無事十三峠を越えられるのか。

乞うご期待です。

 

中山道自転車旅宿泊予約編

中山道自転車旅装備・機材編

中山道自転車旅1/6日目編(日本橋〜安中宿)

中山道自転車旅2/6日目編(安中宿〜望月宿)

中山道自転車旅3/6日目編(望月宿〜福島宿)

中山道自転車旅4/6日目編(福島宿〜大井宿)

中山道自転車旅5/6日目編(大井宿〜赤坂宿)

中山道自転車旅6/6日目編(垂井宿〜草津宿)

中山道自転車旅トラブル対応編〜故障かな?と思ったら〜