(2020年変更点対応)新幹線で輪行するには、各車両一番後ろの席がオススメ
※この記事は、2018年8月28日に公開した記事を、2019年8月29日に東海旅客鉄道株式会社、西日本旅客鉄道株式会社、九州旅客鉄道株式会社から発表された予約方法の変更点を追記して、2019年8月30日に再度公開しました。
変更点については、最後部「≪2020年8月30日追記≫」をご覧ください。
私は、街道自転車旅などで新幹線(東海道新幹線)を利用します。
その際問題になるのが、ロードバイクの輪行(自転車をバッグに入れて電車で運ぶこと)です。
ただでさえかさばるロードバイクですから、迷惑にならずに運ぶにはどうすれば良いか。
しまなみ海道などで、新幹線を利用したプランを検討されている方も多いと思いますので、参考にしてみてください。
私は、東海道新幹線に乗るときは、各車両の進行方向に対して一番後ろにあたるシートを予約することにしています。
そして、自転車は座席の後ろのスペースに置かせてもらっています。
座席を全開で倒しても当たらないことが確認できましたし、事前にネットで調べたら、このスペースは、誰のものでもなく、先に荷物を置いた人が優先されるとのことですので、安心して置いています。
(早い者勝ちということは、逆に置けないこともあるので、注意が必要です。)
新幹線「最後部座席後ろの空間」は誰のものか | 新幹線 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
ただ、いくら席を倒しても当たらないとはいえ、隣の席の人には一言声を掛けておくのが良いと思います。
逆の立場だと、席を倒しても良いものか心配だと思いますし、自分と同じくそのスペースに荷物を置こうと思っていたかもしれません。
旅をお互いに楽しく快適に過ごすための心がけだと思います。
そして、やめておいた方が良い自転車の置き方は、他の方の席の後ろにおくことと、席の横(通路)に置くことです。
先に書いた通り、この一番後ろのスペースは早い者勝ちなので、自分の後ろに置けないこともあります。
特に、最近はこのスペースが人気のようです。
もし仮に、自分の席の後ろに先客が荷物を置いていて、自転車を置けなかった場合でも、他の席の後ろには置かない方が良いでしょう。
盗難のリスクがありますし、トラブルの元になります。
また、通路に置くとカートが通れなくなりますし、邪魔になってしまいます。
それを避けるためには、なるべく始発駅から(品川ではなく東京など)最初に乗るようにするのが良さそうです。
こうしたことに注意しながら新幹線を利用すると、行動範囲も増えて自転車旅の楽しみも増えます。
ぜひ活用してみてください。
≪2019年8月30日追記≫
2020年5月から上記の座席後ろへの荷物持ち込みが事前予約制となると発表されました。
東海道・山陽・九州新幹線に縦・横・高さの3辺の合計が160cm~250cmの荷物を持ち込む場合には、各車両の最後部の席と座席裏のスペースをセットで事前予約することが必要となります。
また、事前予約しなかった場合は、プラス1,000円の手数料を支払うことで、場所を確保できるとのことです。
2023年度からは、最後部の席に空きがない場合の荷物コーナーを新たにつくるということも発表されています。
予約をすれば気兼ねなく輪行できるようになりますし、ベビーカー置き場などの需要にも対応でき、個人的には大変うれしいです。
詳細は下記のJR西日本HPをご確認ください。