有馬温泉へヒルクライム
今朝は、寒くて目が覚めました。
もう秋ですね!
さて今日は、涼しくなってきたので自転車で有馬温泉へ。
有馬温泉は、六甲山地の北側にある日本最古の温泉の一つ。その坂を求めて、東海道五十三次自転車旅の練習に来て以来なので、5年ぶりの訪問です。
まずは自宅から武庫川サイクリングロードを経由して宝塚へ。
その先は、いよいよ山道(県道51号線)です。
(この先は必死に登ったので到着まで写真がありません)
六甲山へ通じる坂はどれも勾配がかなりきついですが、有馬へ抜けるこの道は、勾配がまだマシな方です。
それでも以前来たときは、足をつきながら、歩きながら、やっとの思いで登ったのです。
それがなんと今回は足をつかずに登頂!!
びっくりです!!感動!!
これは成長なのか、新しいフレームのおかげか。
坂は得意ではないけど、最近、坂がかなり楽しいです。
途中のセブンイレブンを過ぎたら、下り基調。
無事、有馬温泉に到着です!!
朝なので、まだ人は少なめですが、しばらくしたらたくさんの人で賑わっていました。
有馬温泉の歴史は古く、神代の昔に遡るそう。。。
まあ、それは良いとして、奈良時代に行基が温泉地として整備、その800年後に豊臣秀吉が大工事を行なって、現在につながる基礎を築いたそうです。
江戸時代には温泉番付の最高位、西大関を獲得(ちなみに東大関は群馬の草津温泉)。
そんな歴史も格式もある温泉地なのです。
せっかくなので、歴史を少し辿りながら散策です。
江戸時代唯一の元湯だったのは、一の湯と二の湯。
その場には、現在は神戸市営の金の湯と
銀の湯があります。
金の湯は、底が見えないくらいに濃い赤茶色(?)の温泉です!!
含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉という、なんか呪文みたいな名前ですが、筋肉の疲れが取れる効能の様なので、山を登ってきた身にはうってつけの温泉です!!
しかも、隣には足湯もあります。
対して、銀の湯は、透明ないわゆる想像通りの温泉。でもこっちは、金の湯と違って長く入っても湯当たりすることもないそう。
有馬にきたらどちらも入りたい温泉です。
と、ここまで書いておきながら今回私が入ったのは、
太閤の湯。
他に比べて値段が高いのですが、駐輪ができる!!
これが何より大事なポイントなのでここに。(以前来た時もここにしました。)
コロナで、日帰り入浴を断っている宿も多いので、かなり貴重です。
金泉も銀泉も入れるので、有馬を十分堪能しました。
ここで2時間滞在したお陰で、疲れが完全に取れました。
私は、駐輪した自転車が無事か気になって頭から離れないので、2時間が限界でしたが、岩盤浴もあるので、普通なら一日中過ごせそうなくらいの充実ぶりです。
湯上りには、有馬サイダー。
これがたまらなく好きです!!
地元愛はさておき、ご当地サイダーの中でもトップです。
さて、せっかく温泉につかりましたが、帰らなければなりません、
筋肉も心も、ふにゃふにゃにほぐされているところを、頑張って帰ります。
幸い帰りは下り基調。
山道にはもうコスモスが咲いていました。
いよいよ、秋ですね。
自転車に良い季節になってきました。
この秋は、新しいフレームのおかげで、益々楽しくなりそうです。
明日はまた違う坂を目指したいと思います!!