相棒 SCOTT Foil インプレッションレビュー(本編)
※この記事は、2018年4月24日に公開した記事を、修正・加筆して2018年8月22日に再度公開しました。
前回は、わたしの愛車scott foilを購入したするにあった経緯について書きましたが、今回は実走しての感想です。
インプレというほどではないですが、参考にしてもらえたらと思います。
まず初めに乗った第一印象は、「一漕ぎでこんなに進むの?!」という驚きです。
剛性に優れているという噂のこのバイクは、踏み込んだ分だけ(?)グングン進んでいく印象があります。
空力のサポートもあり、高速になっても安定して進んでいきます。
(Raleigh CREとの比較)
ロードバイクが素人の私でも、ホイールも関係しているとは思いますが、少しの間なら50キロまでは困ることなく出すことが出来ます。
Raleighの時は、30キロを超えると限界でしたが、foilは30キロでの巡航が余裕で可能です。
そして、空力の影響は、向かい風を受けている時に違う印象を受けます。
あくまで印象ですが、冬の武庫川で六甲おろしを受けながら漕いでいる時でも、Raleighよりも安定して進めます。(あくまで印象です)
漕げば進むという点は、ヒルクライムでも効果を発揮します。
私はあまり坂が得意ではないのですが、漕げば進む分少し負担が軽くなりました。(しんどいのは変わりません)
そして、何よりも違うと感じたのは、振動吸収です。これはかなり違います。
Raleighの時は、丸い穴がいっぱいあるコンクリートの坂道(ノンスリップ傾斜と言うそうです)を走った時には、振動が伝わりすぎて、まともに乗ることができませんでした。かなりオーバーな表現ですが、ロデオに乗っている気分でした。
それがこのfoilは、全く影響なく走れるのです。
そこはさすが石畳の道でも競技できるだけの実力がこのバイクにはあります。
こんな感じで平地でも上りでも、向かい風でも、多少の荒れた道でも安心して走れるオールラウンダーという印象です。
ずば抜けてすごいという点がない反面、素人には、どんな道でも対応してくれる心強い相棒となります。
私が一瞬ひるんでも、このバイクが「ここは俺に任せて、お前は脚を回しておけ!!」と言ってくれているような安心感があります。
最後に見た目については、好みが分かれると思います。
特にこのfoilの様に、チームカラーに仕上がっていますと、後に時代の変化を感じやすくなります。
そして、外観という点では、私はRaleighのCREが好きでした。
あの英国紳士の様なオーラを放つRaleighは、街中を、ちょっとお洒落な服を着て走るのがサマになるのです。
むしろ、サイクルジャージを着ない方がカッコいいぐらいでした。
現実、街中で乗るには、Raleighのスペックは申し分ありません。お釣りがあります。
しかし、少しでも速く、そしてサイクルジャージを着て本気で漕ぐというときには、やはりRaleighの颯爽という雰囲気ではジャンルが異なります。(あくまで私のイメージです)
そういう点では、この青と白で、アクセントに赤が入るfoilは、スポーティでお洒落さもあり、外観も私のお気に入りです。
ロードバイクを本気で乗りたいけど、オールラウドに走れるバイクが欲しい、そしてプロも使う機材に乗りたいなんて人には、なんとも心強い相棒となることは間違いありません。