ロードバイクのタイヤについて考えてみた Vittoria(ヴィットリア) コルサ
このブログは、らんぽた(run,pottering)というタイトルなので、たまには、ロードバイクの記事を書かなければ。
そこで、今回はロードバイクのタイヤについて書いてみることにしました。
私の愛車は、パーツをコツコツと交換しながら、現在の形となりました。
変えたいところはキリがないですが、お金や効果の面から、今の形が、ほぼ完成形だと思っています。
その中でタイヤは、私がロードバイクを買って一番最初に手をつけたパーツであり、今のが4代目です。
そしてこの先は、おそらく今使っているヴィットリアのコルサを使うだろうと思っています。
それぐらいにお気に入りのタイヤです。
感覚的にすごく相性が良いのですが、これといった特徴があるわけでもない気もするし、このタイヤがなぜ良いのかを考えたこともなかったので、ここでちょっと検証してみました。
ちなみにここで取り上げるタイヤは全て、700×23c クリンチャーのことです。
私が初めて買ったラレーのロードバイクについていたタイヤは、コンチネンタルというブランドでした。名前は忘れてしまいましたが、初めてだったので、タイヤの印象は、ほとんどありません。
その次は、二代続けてミシュランのプロ4です。
最初は、サービスクルスというモデルです。乗り心地が良いという評判と、グリップ力が良い(どういった状態がグリップ力があるのかわかっていませんが、わかる気はしました。)という評判、側面が好きな色を選べるコーディネートのし易さ、雨の制動力が上がるという初心者にはありがたい性能、そしてまだロードバイクの各ブランドがよくわかっていない中で、ミシュランという万人にわかりやすいブランド名に惹かれたのでした。
結果は、乗り心地がとてもよく全て評判通りで大変よかったのですが、ひとつ問題が発生しました。
それは、あまりにもパンクするのです。
私の乗り方に問題があるのかもしれませんが、チューブを交換しても交換しても、毎度小さなガラス片を拾ってパンクしてしまいます。
しかも、ミシュランプロ4の違うタイヤ(PRO4 comp limited service course)にしても症状は治りません。
これでは、東海道五拾三次の長旅には厳しいと思い乗り換えたのが、今のヴィットリアです。
嬉しいことに、今で交換してから2000キロ程タイヤ起因によるパンク無しです。(ミシュランの時には考えられなかったです。)しかも、とっても走りやすいのです。
そして、ヴィットリアのホームページ(http://www.vittoriajapan.co.jp/vittoria/corsa/)によると、タイヤの側面を強化しているそうです。
東海道五拾三次を走っている時、疲れから縁石にタイヤを擦ってしまったことがありました。
そんな時でも全くパンクしなかったのです。
タイヤの側面は、擦るとパンクしやすいですし、タイヤが裂けるなどしてしまったら走行不能に陥るので、そこが強化されているのは、いざという時を考えると、初心者には大変嬉しいです。
余談ですが、お店の人がこのコルサを、タイヤレバー無しでホイールから外しているのを見て衝撃を受けました。
特にこのコルサは、ホイールから外しやすくて初心者にお勧めだそうです。(いくらなんでも、普通の人がタイヤレバー無しで外さないとおもいますが。)
そういえば、ミシュランにした時、あまりにも固くてホイールから外すのに苦労したのを思い出したので、パンクした時を考えても、おススメです。
次に、トレッドというタイヤの溝の模様ですが、リブという周方向に連続した縦溝となっています。購入した時は、初めて見る溝模様でびっくりしました。
これによって、理論的には、操縦安定性と排水性が向上するそうです。
ロードバイクのタイヤでこんな溝は、他に見たことが無いのですが、綺麗に舗装された道を走るロードバイクにとっては、直角方向(横方向)に溝があったり、マウンテンバイクの様なゴツゴツしたタイヤよりも、周方向(縦方向)に溝がある方がロスが少なく走れて効率的だそうです。
(接地面積が少ないロードバイクのタイヤは、溝の影響があまり無いという意見もあります。)
最後に、タイヤの性能の評価方法を調べてみたら、
直進安定性、ドライ性能、ウェット性能、低燃費性、ライフ、静寂性、乗心地で評価するようです。
そこで、自分なりの感想で下記の通り評価してみました。(あくまで、個人的な主観による感想です。)
直進安定性:◎
ドライ性能:◎
ウェット性能:◯(ここはミシュランプロ4の方が良い気がします。)
低燃費性:◎(軽く走る気がします)
ライフ:◎(ここに関しては、まだ使い切っていないので、推測です)
静寂性:ー(気にして走ったことがないので、評価無しです。)
乗心地:◯(ミシュランプロ4の方が良いですが、気になりません。)
とまあ、なんとも高い評価をしてしまったわけですが、それだけお気に入りなのです。
もし、タイヤに困ることがあったら、是非ともオススメしたい一品です。