日経電子版から紙版に戻して良かったこと
6年間契約した日経電子版から紙版に戻して半年が経過しました。
時代に逆行しているようですが、結論から言うと紙版に戻してすごく良かったと思っています。
なんせ、またちゃんと読むようになったのですから。
まずは経緯についですが、元々私は、新聞を読むのが好きで、また紳士淑女の嗜みとして、紙版を毎日読んでいました。
しかし、電子版にしてからほとんど読まなくなり、お金がもったいないので、紙版に戻したのです。
そこで、電子版ではなぜ読まなくなってしまったのか、その問題点をまとめたいと思います。
⒈かさばる、重たい、読みづらい
いきなり電子版のイメージと逆のことを書くのですが、かさばって、重たくて、読みづらかったのです。
私は、電子版を紙面のレイアウトそのままで読むことができる紙面ビューアーという機能でiPadを使って読んでいました。
ただ、このiPadは外で新聞を読むためだけに持ち歩いていたので、意外と重たくてかさばって困ったのです。
紙だと軽いし、読み終えたら捨てられるので、かさばらないし、私にとっては、持ち歩きに適していました。
また、紙面ビューアーは、意外と読みづらく、これもあまり好きになれませんでした。
(紙面ビューアーで読まなければ解決できることではありますが)
しかも、私のiPadはWiFi版なので、家を出る前に記事をダウンロードしなければならないのも面倒でした。
2.集中して読めない
1の問題点を解決すべく、私はiPadを諦め、iPhoneで読むようになりました。
しかし、ネットワークに常時接続されているiPhoneはできることが多すぎて、新聞を読もうと思って取り出したiPhoneで違うことをしてしまうことが多かったのです。
例えば、LINEの返信や、メールチェック、ネットサーフィンなどです。
紙版に戻すことで、新聞を読む時間が明確になり、ちゃんと落ち着いて読めるようになりました。
そういう訳で、紙版に戻して満足しているのですが、紙版に戻した際に大きな問題が発生しました。
スクラップしていた記事が全て消えてしまったのです。
私は、気に入った記事をスクラップする習慣があります。これが紙だと結構かさばるので、電子版になった時、場所をとらずに記事をどんどん貯めておけることに感動しました。
しかし、日経電子版をやめたと同時に、それらの記事が消えてしまいました。
IDが残るので、記事も残ると勝手に思っていたのですが、PDFなどで、別のところに保存しておかなければならなかったようです。
これがかなりショックです。
もちろん、紙版に戻してから電子版の良かったところにも気がつきました。
旅行の際に配達を止めなくても良いこと、また旅行先でも読めること、料金が多少安いこと、そして古新聞をまとめて捨てる必要がないことです。
これらは、確かに魅力的なのですが、私にとっては、それでも紙版の方が便利で好きです。
電車で周りを見回すと、紙の日経新聞を読んでいる人が少なくなった印象を受けます。
私は少数派なのかもしれません。
そんな今日、日経からキャンペーンの案内が来ました。
特別キャンペーン!日経Wプランの電子版部分が12月末まで無料!
無料なら!!悩ましいです。