六甲山へヒルクライムに行ってきました(逆瀬川ルート マップ付き)
先週末は、いつもより早めに起きてロードバイクに乗ってきました。
行き先は、六甲山。
このブログ始まって初めてのヒルクライムです!!
というのも、私は坂道が嫌いではないですが、あまり得意ではないのです。なので、普段はなかなかヒルクライムに出かける気にはなりません。
それが連日のツール・ド・フランスを観ていたら(30分のダイジェストですが)、自分も山を高速で駆け上がれる錯覚に陥り、猛烈に山を登りたくなってしまったのです。
そこで、朝食までの間にサクッと登ってくることに。
ルートは、逆瀬川ルートです。
六甲山ヒルクライムには、この逆瀬川ルートの他にもいくつかルートがあるようですが、交通量が比較的少なく、勾配も適当、また自宅からも登りやすそうなので、今回はこちらにしました。
ルートの詳細はこちらをご覧ください。
西宮北口駅を北に出てすぐのアクタ前から出発です。
まずは、中津浜線で北上します。
そのうち、自転車専用レーンが出てきます。
割と広めのレーンなので、走りやすいです。
伊子志(いそし)1丁目の交差点を左折します。
目印はモスバーガーです。
そこから阪急逆瀬川駅のあたりで、ロードバイクにまたがった人がチラホラ出てきます。
ここからがヒルクライムの始まりです。
まずは、川沿いに徐々に登っていきます。
始まってすぐに、続々と下って来る人たちとすれ違います。
皆さん、何時から登っているのでしょうか。
気持ちのいい笑顔で挨拶をして下さいます。
さて、私も気持ちを入れて頑張ります!!
(ここから先は、あまりにも過酷な戦いで、写真はゴールまでありません。お察しください。)
勾配は10%〜13%というなかなかのものです。
しかし、数字以上にさらにきつく見えます。
勾配が適当という前情報は何だったのか。
私にとっては全然適当じゃないです。
唯一の救いは、車が少ないことです。
前評判どおり、車は多くなく、特に有料道路との分かれ道を越えると、ほとんど車は走りません。
山だから涼しいだろうと思っていたのに、暑いです。
表示は27度ですが、絶対30度を超えていると思います。笑
次々と後ろから抜かされていきますが、皆さんもしんどそうに登っていきます。
そんな中、黄色いマイヨジョーヌジャージを着た人が登って行くではないですか!!
同じジャージを持っているというだけの親近感ですが、この時ばかりは、頑張ってついていこうとします。
無念。
やはり、チャンピオンは格が違います。
私は黄色いジャージを着てこなくてよかったと安堵しました。笑
この先は、また1人。
根性で脚をつかずに頑張ります。
しかしそこからは、お腹が空いた事ばかりが気になります。
この山、全然朝飯前には登れません。
帰りたくなる気持ちを抑えつつ、そんな時に思い出したのは、先日の日経新聞の春秋に書いてあったこのフレーズ。
「諦めないことは勝つことより難しい」
何度も口ずさんで頑張ったけど、諦めないことが、こんなに難しいとは。
無理でした。
残り3キロを残して脚をつきます。
でも、記事の文意とは違うかもしれませんが、このフレーズは何日か遅れて私の心に響きました。
木陰で水を飲みながら休憩していると、上からも下からもクライマーです。
こんなに沢山の人が登っているなんて知りませんでした。
そこからは、なんとかかんとか登り切りましたが、めっちゃしんどい!!
でも、気持ちいい!!
諦めずに登って良かった。
疲れすぎて、頂上から景色が見えたのかどうかすら覚えていません。この写真の反対側には神戸の絶景があったのかもしれません。
でも、景色を確かめに行く体力と気力は当分回復しそうにありません。
もうしばらくはヒルクライムは、遠慮しておきます。笑
山に登りたくなったらオススメのルートだと思います。