自転車で東海道五十三次 3日目 掛川宿〜三島宿編
旧東海道の自転車旅。
3日目は富士山を眺めながら三島を目指します。
途中急に現れる激坂や茶畑を楽しみながらの行程となりました。
ちなみに1日目はこちらです。
さて、この日は掛川のホテルを出発してから、街道旅を中断して茶畑を探しに行ってきました。
迷い込んだ先がこちらの茶畑です。
初めて見る茶畑に感激です。
そして、この大きな鯉のぼりです。
なんとも圧巻の景色でした。
この日はちょうど茶葉を摘み取っているところでした。
この上の葉だけを特殊な機械を使って刈り取ります。
その後茶畑からなんとか東海道に戻り、たどり着いたのは掛川城です。
(スタート地点に戻って来ました)
前日は、真っ暗でしたので、ちゃんと見るのはこれが初めてです。
ここからまた東海道を通って、日坂を目指します。
日坂には、当時の旅籠が残っていました。
ここで、ガイドの方のお話を聞きます。
30分ほど、見学をして過ごします。
旅籠を見るのが初めてだったので、感激です。
今回の旅は全てビジネスホテルですが、一度泊まってみたいです。
日坂の旅籠でボランティアの方から、「この先は坂だから頑張ってね」と言われて初めて知りました。
日坂は激坂がある難所だったのです。
写真ではわかりづらいですが、斜度はものすごいです。
10%なんてものではありませんでした。
さすがに、坂がきつ過ぎて、ロードバイクもお手上げです。
押して登ります。
その次は、菊川坂です。
石畳が発掘され、当時の状態になっています。
せっかくなので、石畳を自転車を押して進みます。
登りきったあと、茶畑の先の1号バイパスを見ると、ゴールデンウィークの大渋滞です。
東海道とバイパス。
時代の移り変わりを感じます。
坂を下って金谷宿に到着です。
ここから先は、難所大井川です。
そうです!!「箱根八里は馬でも越すが越すに 越されぬ大井川」と教科書で習った大井川です。
確かに川幅が広いです。
雨が降れば、二、三日は渡ることができなかったそうです。
そんな難所も今となっては、橋のおかげでなんともありません。
技術の進歩に感謝です。
この先は、どんどん海に向かって行きます。
薩埵峠です。
この日は、なんと坂の多いことか。
日程を組むときに距離だけでなく峠を考慮しないといけないなと痛感。次の中山道の旅に活かされました。
観光地として整備された街道も魅力ありますが、こうした生活感のある街道も好きです。
由比のあたりは桜えびが有名らしいです。
食べてみたかったのですが、先を急ぐので、諦めました。
いつかまた訪れたいです!!
富士山が見えてきました!!
嬉しいです!!
「これぞ東海道」という気がして、テンションが上がります!!
ホテルに到着したのは、9時ごろになってしまいました。
しかも、途中疲れと空腹でハンガーノックになり、歩道の縁石にぶつかるハプニングもありました。
タイヤ(ヴィットリアのコルサ)が側面も強く良かったです。
ホイールも異常なかったので、そのまま漕ぎだすことができました。
疲れと空腹は注意が必要です。
今回のホテルは、ホテルセレクトイン三島さんです。
喫煙室しか空いていなかったのが、ちょっと残念でしたが、広さも設備も十分です。
部屋に到着直後に、ギックリ腰になってしまい、この日はそのまま動けず晩御飯は食べれずです。
峠越えの連続でかなり疲れが溜まっていたようです。
翌日は、いよいよ箱根越えです。
腰に不安を抱えたまま就寝です。
つづく
中山道の旅はこちらです。
合わせて読んでいただけると嬉しいです。