自転車で東海道五十三次 5日目 戸塚宿〜日本橋編
自転車で東海道の旅。
いよいよ5日目、最終日を迎えました。
戸塚から日本橋を目指します。
1日目からはこちらをご覧ください。
この日の行程は、全てが街中。
学生時代に東京に住んでいたので、聞いたことのある地名ばかりです。
もうすぐゴールが近いのだとテンションがかなり上がります。
品濃坂上。
この坂が、江戸へ向かう最後の急な坂でした。
最後と聞くと、寂しさも込み上げてきます。
保土ヶ谷宿です。
神奈川宿。
江戸まで最後の宿場です。
いよいよゴールです。
銀座。
ここから先は歩行者天国となっています。
自転車なので迂回です。
銀座についたあたりから心臓がもうバクバクです!!
ゴールが見えてきました!!
奥に見えるのが日本橋です!!
涙が出そうなくらいに感動です。
無事到着!!ゴールしました!!
京都の三条大橋を出発してから5日目。
およそ550キロに渡る初めての長旅を無事完結することができました。
日本橋では、感激のあまり色んな角度から撮影しながら、30分程過ごしました。
人形町で、お土産の黄金芋と帰りの新幹線で食べるすき焼き弁当を購入です。
帰りは新幹線なので、シャワーを浴びるために、日比谷公園へ向かいます。
その途中、矢場とんさんを発見!!
1日目を思い出し、これまた感動です。
日比谷公園の「HIBIYA RIDE」さんで、シャワーを浴びました。
ここは、駐輪もでき、綺麗なロッカールームとシャワーも完備されていました。
(写真を撮っていなかったのが残念です)
タオルも借りることができるので(200円だったかな?)、とても便利です。
そのためか、公園を走っている方も沢山訪れていました。
シャワーを浴びた後は、東京駅へ向かい、新幹線に乗車です。
16:50に東京を出発し、19:38に新神戸着です。
五日間かけた距離を新幹線は3時間で走ってしまいます。
帰りの弁当は、人形町今半のすき焼き弁当。
東海道を走りきったご褒美に奮発してしまいました!!
美味しい弁当を食べながら、時折車窓を眺めていると、品川、小田原、三島とこれまで駆け抜けてきた道を、新幹線がたどって行きます。
今回の旅の味わいは格別なものだったなあとしみじみ。
いつかまた自転車で街道を走りたいと思いました。
妻が新神戸駅で迎えてくれ、準備してくれていたケーキが、この旅で一番嬉しかったです。
旅の感動と、手に残った犬の足型のような日焼けは、しばらくくっきりと消えることはありませんでした。
京都と東京は、今ならあっという間の距離ですが、自転車だと冒険に大変身です。
古の人が、そして時には偉人も駆け抜けた道を、自分の脚で辿ったこの経験の感動は、筆舌しがたいものがあります。
5日間で行ける感動の旅。
皆さんにもオススメです。
とっても充実した5日間でした。
完
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