らんぽた run , pottering and so on

マラソンとロードバイク COLNAGO C64 でのお出かけ記録を中心に、趣味や旅行、食べ歩きなどを書いています。

中国大返しについて考えながらのジョグ 久しぶりに走りました

最近仕事が落ち着いたので、今日は17時の定時で退社。

こんなことは、なかなかないことなので、帰り道に梅田の紀伊國屋書店に寄ることに。

紀伊國屋書店もコロナでずっと閉まっていたし、そもそもお店が開いてたとしても、その時間には帰れていなかったので、かなり久しぶりです。

 

何が目的というわけでもなく、店内を物色しているうちに気がついたら19時半。

流石に帰らなければと気になった本を買って帰りました。

 

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そのうち一冊はこちら

 

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最近、学生時代の本を読み返したりしていてちょうどコトラーを読んだので、その流れでマーケティングです。

 

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さて、帰ってきたらこれまた久しぶりに走りに出かけました!

ロードバイクではなくラン!

 

最近、ロードバイクの坂を登るスピードが上がってきたことは既に日々ご報告の通りですが、その裏でちょっと問題が。

VO2 Max(最大酸素摂取量)が2月の47から直近で36.4まで落ちてしまいました。

心肺に負荷をかけずにかなり楽に坂を登っていた模様。

ちょこちょこランを挟みながら、心肺の状態も上げていきたいと思います。

 

私は、走っている時によく考え事をするのですが、今日考えていたのは、秀吉の中国大返しのこと。

 

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先日6月6日、秀吉と同じ日に備中高松から出発した中国大返しライド。(既に書いた通り、機材トラブルによって失敗)

そこからちょうど1週間後の6月13日(私が息子と枚方でトーマス号に乗っていた時)が山崎の合戦の日でした。

 

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この1週間という期間を考えてみると、改めてこの合戦に至る中国大返しの凄さがわかりました。

1週間で岡山から山崎まで移動しただけでなく(今まで色々な街道を走ってきたから、移動距離だけではそんなに驚かない)、1週間で、味方だけで4万人規模になるイベント(合戦の勝利)を実現したことに驚きを隠せないのです。

 

2019年のラグビーワールドカップの1試合平均の観戦者数がおよそ3万7千人。

それくらいの規模の人間を誘導して、宿を手配して割り当て、食事を用意して、場所と時間を割り当てて、時には士気を高めたり。現地視察をして、必要備品の発注先を決定して、時には敵の動きに合わせて計画を変更。その変更情報を発注先に都度伝えて計画を変更してもらう。さらには仲間を増やしたり、敵には嘘の情報を流して敵を減らしたり。ざっと簡単に思いついたこれらをまとめ上げるにも1週間でできそうにないです。

もちろん家臣が分担したのだろうけど、分担だからこそ大変。

「計画はこうだから後はよろしく」と現場任せだと、絶対に1週間では仕上がってこないし、そもそも現場はその態度に不満を募らせてやってくれないだろうと思います。

もちろん、言う通りに動いてくれない責任者もいるだろうし、そういう人達に動いてもらいながら他の進捗も確認。

当然秀吉は各人にきめ細かく指示をしただろうし、進捗をかなり細かく確認しただろう(1箇所が遅れるとすべてが遅れる)と思います。

それでも不確実な情勢下での話。

オリンピックですらこんな状況なのに、なんのトラブルもなく首尾よく進むとは到底思えません。

 

事務方の相当の苦労が偲ばれますし、自分の仕事に置き換えると、どこかの1セクションの担当者だったとしてもやり切れる気がしません。

 

これが凡人と天下人の違いか?

いや、それはあるにせよそれを可能にできたのは何だったのか。

色々考えながら走っていると、30分があっという間でした。

 

今日は、ブランク明けのジョグなので緩く30分ですが、また負荷を上げていきたいと思います。

そして、中国の大返しについても色々と調べてみたくなりました。

 

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何はともあれ、まずはリベンジだな。