神戸マラソン2019を走ってきました。(レース詳報)
前々から書いているように、神戸マラソン2019を走ってきました!!
神戸出身でありながら、9回大会であるにも関わらず、当選したのはこれが初めて。
やっとこさ、念願の大会に出場できました。
スタートは第2ウェーブなので9:15です。
スタート前は、みんなで『しあわせ運べるように』を合唱。
思わず泣いてしまいました。
震災からもうすぐ25年。
この歌は、一般には馴染みがないのかもしれませんが、神戸の人にとっては、東日本大震災の『花は咲く』と同じくらいにメジャーな心の歌なのです。
震災での感謝を前面に出しているこのマラソン大会。
やっと走れて良かった。
さて、スタートです。
スタート時の気温は16度。快晴、風0.1mです。
スタートから快調に走ります。
練習不足を感じない走りができて、「今日は調子がいいのかも」と思いながら進んでいきます。
須磨で祖母と母親が応援に来てくれている予定でしたが、あまりにも快調に進みすぎて、2人の到着前に通過。復路で応援してもらうことにしました。
この須磨あたりで既にめちゃくちゃ暑い。
スタート時の寒さ対策で持っていたウィンドブレーカーとネックウォーマー、貰った黄色い手袋を親に渡す思惑が外れ、そのままポーチに仕舞い込みました。
往路は、ほとんど馴染みの道と光景。
特に故郷の舞子は、当然勝手知ったる場所。
ハーフの21キロまでは、ものすごく順調に進みます。
途中、舞子で去年私設エイドをした際に、一緒にチョコを配った方々と再会。
「今年はいないからどうしたんだろうと話していた」とのこと。
マラソンの当選を喜んでもらいながら、元気に送り出してもらえました。
また来年の再会が楽しみです。
この神戸マラソン、エイドの数が他の大会に比べて少ないのか、かなりお腹がすくし、絶えず喉が渇いていました。
(もしかしたら、気温や私のコンディションの関係かもしれません)
持っていたゼリーで補給しましたが、それでは全然足りません。
舞子や垂水周辺で、チョコやフルーツを下さる方々がたくさんいて、すごく助かりました。
心から感謝です。
ハーフを過ぎたあたりから、急にペースが落ちます。やはり練習不足です。
特に垂水以降のちょっとした坂で心が折れて、歩いてしまいました。
神戸マラソンは、東西に走るので、坂が無いものと勝手に思い込んでいましたが、坂が多い。
しかもポイントポイントに急な坂が出現します。
これがなかなかきついです。
今回の私の様に完走を目指していた人にはあまり影響は無いでしょうが、記録を目指している人には辛いと思います。
30キロの須磨水族館で祖母に会えました。
ずっとマラソンの応援に行きたいと言っていたので、叶えられて良かった。
さて、30キロに到達した段階で、足に痛みが出て来ましたが、残りの制限時間もたくさんあったので心はかなり余裕を持てました。
ゴールには、妻と息子が待っているのでもなんとしてもゴールしたいのです。
息子にメダルをかけてあげたいと思いながら進みます。
残り5キロを過ぎたあたりを走っていると、妻から息子が寝てしまいそうだとのLINEが入り、そこからまた気合を入れ直しました。
それにしても、浜手バイパスの坂がえげつない。
ボランティアさん達の声援やハイタッチが無いと、かなり辛かったです。
ゴール直前で息子と会えて、無事ゴール。
タイムは、5時間44分38秒。
まあ、練習不足にしてはよくやったと思います。
それもこれも、応援してくださった皆さまのおかげです。
感謝。感謝。
ゴール後は、チャリティバスが出ていたので、それに乗りました。
250円以上の好きな金額で三宮の市役所前まで乗れます。疲れているので、待ち時間もほとんどなく確実に座って帰れるのはありがたいです。
ゴールでもらったのは、水とバナナ。
バナナは、息子の大好物なので、食べずにお土産です。
氷とスープもあった様なのですが、荷物を預けなかったので、貰えませんでした。
西宮北口の焼き鳥屋さんで、妻にお疲れ様会をしてもらい、帰宅しました。
ビールが美味かった!!
何かを達成した後のビールはいつも格別に美味しいです。
このマラソンの目標にしていた、息子にメダルをかけるということが達成できて良かった。
特に、痛みに耐えながら走り切ったこの神戸マラソンは、ゴールが感動しそうになりました。
なかなかマラソンの練習に時間をかけられないですが、やめずに続けていきたいと思います。
また頑張るよ!