キロラン大阪の参加賞が届く その他雑感
先日、台風で中止となってしまったキロラン大阪の参加賞のエプロンとメダルが届きました。
かなり楽しみにしていた大会だっただけに中止となってしまったことがとても残念ですが、こうやって素早い対応をしてもらえたことに感謝です!!ありがとうございます。
(走れなかったのに)メダルを貰うことにはかなり違和感がありますが、これもまあ思い出の一つ。
素直に大切にすることにします。
さて、話は変わりますが、先日受けた人権研修で講師の方が勧めていた本を買って読んでいたところ、マラソンに関するこんな一節がありました。
ベストコンディションではない状況を「与えられた環境」ととらえる。走り続けるために必要な事は、その時その時を受け入れるしか術がなく、どう受け入れようかを考える過程で夢中になってゆく。環境のせいにして、自分で負けたレースを積み重ねて気づいた事。根性も、気合も要らない。素直に走るだけ
これは、リンパ管腫を患われている中島勅人さんがフルマラソンにいくつも挑戦する中で、このように思われたそうです。
「ベストコンディションではない状況を『与えられた環境』ととらえる」という言葉になるほどなあと、思いました。
私はマラソンを初めてまだ3年目ですが、どの大会も完全なるベストコンディションで最後まで走れた大会はありません。
あそこでトイレに並ばなければとか、足がつらなければとか、練習追い込みすぎなければとか、その逆とか、気に入らなかったところを挙げればキリがありません。
それはマラソンに限らず、水泳もゴルフも、仕事も勉強もそうです。
でも、中島さんの言葉で「ベスト」てなんだろうと思い、実に奥の深い言葉だなあと思いました。
どの大会も気に入らないベストじゃない部分はあるけれども、それを受け入れながらゴールを目指すのがマラソンの醍醐味なのかもしれません。
野中郁次郎他著 『戦略の本質 戦史に学ぶ逆転のリーダーシップ』にも、こう書いてあります。
最良の完璧なものは、けっして実現できない。次善のものは、実現できるが、使うべき時までには実現が間に合わない。したがって、三番目に良いものを採用して、できるだけ早くその実現を図るべきである。
つまりは、ベストなんてものは一部のプロにしたら当たり前なのかもしれませんが、普通は夢のまた夢なのかもしれません。
今年はマラソン大会の抽選に落ち続け、今のところ出られる大会が無い。
これも与えられた環境。
モチベーションが下がり気味でしたが、まずは、素直に走り続けます。
これからも応援よろしくお願いします!!