らんぽた 「一汁一菜」に感化される 梅田 珈琲の森のたまごサンドと土井氏講演会と串カツ他
先日、会社終わりにテレビでおなじみの料理研究家 土井善晴氏の講演会へ行ってきました。
と、その前に、講演が始まるまで時間があったので、会社の上司におススメの喫茶店へ連れて行ってもらいました。
そのお店がこちら
珈琲の森さんです!!
このお店、なんとイブニングサービスだと420円で、珈琲にサンドイッチとサラダがついてくるのです!!
ちなみに、珈琲単品が350円ですので、サンドイッチとサラダが70円!!
お得すぎです!!
美味しい!!
関西らしく、卵焼きがサンドされているこのサンドイッチ。
感動する美味しさというわけではないですが、どこか懐かしさを感じる、心がホッとする美味しさです。
きっと毎日食べても飽きないです。
お店の雰囲気も相まって、心に語りかけるおいしさでした。
いいお店を教えてもらいました。
それから2回ここを訪れています。
梅田で時間を過ごすにはとてもいいです。オススメです。
さて、ペロッと食べてしまった後に向かったのは、土井善晴氏の講演会です。
土井先生といえば、『一汁一菜でよいという提案』という本を書かれているように、「一汁一菜」を提唱されている料理研究家です。
日々、「一汁多菜」を実践している私とは相いれないのではないかと不安を感じながら話を聞いたのですが、とってもおもしろかったです。
私なりに要約すると、
食事とは「お料理をして、食べること」。
食べることよりも料理をすることが大事。
料理をする際には、必ずしもおいしいものを作らなければいけないわけではないし、料理に失敗はないので、「一汁一菜」でいいと割り切る。
そうすると気楽に料理することができる。
その料理を通じて家庭内のコミュニケーションをとることが(コミュニケーションとは言っていなかったが)大事なのだという話でした。
その他にも、和食や家庭料理についてやおいしそうな料理の話を色々と聞き、講演が終わったころには、食欲が再活性。
サンドイッチを食べたこともすっかり忘れて、一目散に串カツ屋さん「七福神」に繰り出してしまいました。
「やっぱり、美味いなあ。」
土井先生の講演も空しく、その後も居酒屋をはしごしてしまいました。
ごめんなさい。
「一汁一菜」に敗れた私でも、土井先生の講演を聞きながらふと「ちゃんと出汁をとろうかな」と思いました。
私は、極たまに料理をするのですが、その際には市販のつゆや出汁をよく使います。
ただ、あまり多用しすぎると、自分の子供がそれが何の出汁なのかわからない人になってしまうのではないかと話を聞きながら不安をおぼえました。
煮干しやこんぶや鰹節を想像しながら味わえないと楽しみが減ってしまうかもしれません。
市販のものはおいしいし、それでいて楽なので私はこれからも使うと思いますが、余裕がある時には、たまには出汁をとっている後姿でも見せておこうかなと思いました。
と、偉そうなことを言っているうちに気が付いたのですが、私、今まで出汁をとったことがなかったのです。
一人暮らしの時から料理をしていますが、出汁なんてとったことがない。。。
子供以前に私が出汁のことを知りませんでした。
そこで、講演会で土井先生が仰っていた方法をメモしたので、それを見よう見まねで、中火でゆっくりと丁寧に出汁を取ってみました。
うーん、、、今回はうまくできなかったけど「必ずしも美味しいものを作らなくてもよい」のです。笑
勉強になりました。